アップデートする時っていろんなトラブル
が起きやすいですよね。
今回紹介する方法は、簡単な対処法
から個別具体的に応用を実践する
方法を解説していきます。
応用といってもそんなに難しい
やり方ではないので、万が一の
トラブル時に備えて知っておくだけ
でもかなり役立つと思いますよ。
目次
個別アプリとiOSのアップデートトラブルに対処する方法
iPhoneのアップデートでトラブルがおきやすい2つのパートに分けて、それぞれの対処法について解説します。
まずはiOSのアップデートトラブルからです!
アップデートエラーの一般的な対処方法
まずは簡単なエラーへの対処法を見ていきます。
これを試してダメだったら次の難易度が高い方法を試してみてください。
インターネット回線を確認する
ダウンロードが遅かったり不具合が起きる原因にネット回線が込み合ってたり、一時的に使用できない状況にある場合があります。
これを解消する対処法として以下を確認して下さい。
【ネット回線の不具合へ対処する方法】
- 「機内モード」スイッチをON/OFFをしてみる
- 「Wi-Fi」スイッチをON/OFFをしてみる
- 電波の良い場所へ移動する
例:鉄筋コンクリートの建物内部や囲まれている場所/地下街/電波妨害する機器の設置場所(銀行のATM傍など)から移動 - iPhoneを再起動する
⇒ iPhoneモデル別強制再起動方法 - 時間をおいてからアップデートする
iPhoneユーザーが一斉に行なうアップデート開始直後を避けてダウンロードすれば安心してアップデートが行えます。
(余裕があれば2~3日後がオススメ)
バッテリー残量が少ない
iOSなどのデータ容量が大きくなりがちなダウンロードをする時は、最低でもバッテリーが50%以上ないと不安です。
少ない場合、データダウンロードが滞ることがあるそうなのでなるべくフル充電してから行なうか今すぐにコンセントへ充電器を通してバッテリーを充電します。
iTunesからアップデートする
iPhone端末から行なうのではなくPC経由でiOSのアップデートを行なえば、比較的安定してアップデートできます。
【iTunesからアップデートするやり方】
- PCのiTunesから「概要」→「アップデートを確認」をクリック。
- 「ダウンロードしてアップデート」を選択、アップデート作業が進む。
アップデートに必要なデータ保存容量を確保する
iPhoneで使っていない今後も使用しないと思うアプリやデータ(写真、書類、その他)を削除して空き領域を増やします。
【各アプリが占有している容量をチェック&アプリ削除】
- 「設定」→「一般」→「ストレージと iCloud の使用状況」→「(iPhoneの)ストレージ」→「ストレージを管理」
- アプリの一覧の中から使っていない/使用する予定の無いアプリをタップ
- 「Appを削除」で個別に削除する。
「アップデートを検証できません」とエラーが出てiOSをアップデートできない場合の対処法
このエラーが出た場合の原因は、ダウンロードしたiOSが古いほうをダウンロードしてしまったことが原因で起きることが分かっています。
このメッセージは同じエラー内容として「iPhoneを復元できませんでした。不明なエラーが発生しました(3194)」という表示をするものがあります。
このエラーが出た時も古いiOSをダウンロードしてしまったことが原因で問題を起こしていると覚えておいてください。
エラーの内容に「インターネットへの接続が解除されているため、“iOS バージョン数”を検証できませんでした。」と表示されるのでWi-Fiやモバイルデータ通信の不具合かと勘違いする人もいますが、実際はiOSのバージョン違いで出るエラーをさしています。(分かりづらいので路頭に迷う人続出名エラー)
このエラーメッセージが表示されたら、古いiOSデータを削除してから新しくアップデートすればすぐに元通りです。
【古いiOSの削除とアップデート方法】
- 「設定」→「一般」→「ストレージとiCloudの使用状況」
- アプリ一覧の中からiOSのアップデートを探す
↓
「(古い)iOS バージョン数字」をタップ
↓
「アップデートを削除」 - 「一般」まで戻って「ソフトウェアアップデート」をタップして最新版へアップデートさせる
エラーメッセージがわかりづらい表記なのは仕方ないですが、せめて正しい解決方法を提案してほしいですよね。
さて、次に個別のアプリがアップデートできなかったり不具合を起こしてしまった時の対処法を紹介します。
ちょっと小難しそうですが、案外アッサリできちゃうので知っているだけでもお得ですよ。
iCloudアカウントを新規取得してアップデートする
今まで使用していたアカウントのIDやパスワードが正しくないと弾かれたり思い出せずにiTunesやApp Storeを使えない場合は、いっそ新規でアカウントを作ってアップデートする事ができます。
※ただし無料アプリのアップデートに限る
【iCloudアカウントを新規取得する方法】
- AppleIDから「サインアウト」する
現在サインインしている場合はサインアウトしておく
「設定」→「iTunes Store/App Store」→「Apple ID」→「サインアウト」
※サインアウトしただけでは、データ削除・アプリ削除はされない。
別AppleIDに変更してサインインした後で、AppleID変更手続きを最後に行なうこと。 - iCloudアカウント取得とAppleID登録をする
(現在AppleIDで登録しているメルアドは使わない、別アドレスを用意する。)
「設定」→「iCloud」→既にiCloudサインインしていたら「アカウント削除」※「アカウントを削除すると、iCloudに保存されているすべての写真や書類等のデータがこのiPhoneから削除されます。」とメッセージが出るので実際にどうなるか?を解説。
・iPhone内の写真/書類は残る
・iPhoneからiCloudに転送した写真/書類が削除される
・iPhoneでiCloud上の共有設定した情報が削除される
iCloudアカウントを変更すると、iCloud上の写真や書類データが使えなくなると思ってください。
iCloudアカウントを変更し、新規アカウントで「iCloud」をON、書類とデータONにすればiColud上に自動転送されます - 無料のiCloudアドレスを作成
「設定」→「iCloud」→「AppleID新規作成」→「無料のApple IDを作成」→「無料の「iCloudアドレスを入手」
あとは画面指示に従ってAppleID作成する。 - AppleStoreで新規作成したAppleIDアカウントでサインイン
最初にサインインら「Storeで使用された記録がありません」メッセージが出る
↓
「レビュー」→「請求先情報」内の国名を「日本」でタップ→iTunes利用規約で「同意する」をタップ
↓
「請求先情報画面」のクレジット請求を「なし」を選択
↓
請求先住所を入力
※有料アプリなどを購入する予定がある人はこの「請求先住所」入力をまじめに入力しておいてください。
Apple IDの変更方法
ここではApple ID に登録していたメールアドレスを別のメールアドレスに変更する方法について解説します。
この設定変更をしておかないと、以前のアカウントで仕様保存していたデータが新アカウントで使えなくなってしまいます。
- Apple ID を変更する前にiCloud 、iMessage 、App Store などからサインアウトしておく※Apple ID には現在使用できるメールアドレスを登録する必要がある。
※Apple ID の末尾が「@icloud.com」や「@me.com」「@mac.com」の場合、Apple ID を変更することはできません。 - 「Safari」を起動させる
↓
「検索/Webサイト名入力」欄で「my apple id」と入力、検索候補に出ている「my apple id」をタップする - 検索結果の「Apple ID を管理」をタップ
- (ここからの操作はPCでやるのと同じです。)
「Apple アカウントの管理」の画面が表示されたら、 現在利用している「Apple ID、パスワード」を入力する。 - 「丸に⇒」が出たらタップ、その後にセキュリティ質問の画面が表示されたら、質問の回答を入力し、「続ける」をタップ
- 画面中央右側にある「アカウント」の「編集」をタップ
↓
「メールアドレスを編集」→新しい Apple ID を入力
↓
新しい Apple ID を確認し、「続ける」をタップ - Apple から登録済みメールアドレス宛に確認メールが送信される
※確認コード(6桁の数字)が記載されている
↓
メールに記載されている確認コードを入力→「確認」をタップ - これで変更が完了します。
もし以前のアカウントで保存してあったデータが必要なければ、この作業は必要ありません。