「iphoneをリセットしたい」という時に、
相手が考えていることと用語が一致せず
そのまま違う方法を教えてしまうことがあります。
ちょっとあいまいになっている「リセット」という言葉。
今回はiPhoneが調子悪い時に復活させる
(簡易)リセットと、手放す時にデータを
含めて完全に中身を消去するリセットについて解説します。
あなたに必要なのはどちらのリセットですか?
目次
リセットには3種類ある!?どの方法があなたには必要か?
簡易リセットも含めると、iPhoneには3種類ものリセット方法が存在します。
ただ大きく分けると2種類で、1つはメモリをリフレッシュして調子を取り戻すための操作。
もう1つはiPhoneの中身を消去する操作方法です。
どちらが必要か、まず決めてから実際に操作しましょう。
調子を取り戻すための(簡易)リセット
iPhoneが重いとか調子悪い時によくやるのが、この簡易リセットです。
携帯ショップに相談するとこの方法を勧められるので何となく知っている人も多いですね。
よくやるのは「電源ボタン」を長押しして、再起動。
これも簡易リセットと同じ効果があるので手始めにやってみるといいです。
それでもダメな場合に他の「簡易リセット」を試してください。
iPhone 6s/6s Plus/SE以前の端末で簡易リセットする
- スリープ/スリープ解除ボタン+ホームボタンを同時に長押し
- 5秒後に画面が真っ暗になる(そのままボタンは押しっぱなし)
- 画面に林檎マークが表示される
- リセット完了
iPhone 7/7 Plusで簡易リセットする
- スリープ/スリープ解除ボタン+音量ボタン(ダウン)を同時に長押し
- 5秒後に画面が真っ暗になる(そのままボタンは押しっぱなし)
- 画面に林檎マークが表示される
- リセット完了
この簡易リセットは電源ボタンでOFFにできない時、フリーズしてどんな操作も受け付けないという時にも有効です。
AssisitveTouchから簡易リセットする
ボタン操作ができなかったり、少しでもiPhoneの物理ボタンを長持ちさせるために「AssisitveTouch」を使っている人は多いと思います。
実はこの機能の「画面をロック」機能をロングタップ(2秒くらい)すると、簡易リセットができます。
- AssisitveTouchの「画面をロック」をロングタップ(2秒程度)
- 「スライドで電源オフ」と表示される
※画面下には「キャンセル」もあります。
何もしないでいると10秒後には直前の操作画面へ戻ります。
iPhoneに登録したデータを消去する「リセット」
もう1つの操作方法「データをリセット」する前に必ずバックアップを取ってください。
バックアップをとる方法についてはこちらも参考にしてね!
無事バックアップできたら、必要に応じてデータの「リセット」をします。
設定情報をマッサラにする「全ての設定をリセット」
この設定を実行すると次のデータがなくなります。
【無くなるデータ】
- 壁紙
- Wi-Fi設定
- 位置情報の設定
ちなみに残るものはこの通り
【残るデータ】
- 設定の「メール/連絡先/カレンダー」のアカウント設定
- 写真
- ミュージック
- インストールしたアプリ
いくつか初期設定状態に戻りますが、特に問題なければ進めます。
「設定」→「一般」→「リセット」→「すべての設定をリセット」→「パスコードを入力」でリセット
中身を空っぽにする「全てのコンテンツと設定を消去」
この操作をする前に、もしiPhoneを誰かに譲ったり中古販売転で売買するなら「iPhoneを探す」機能はOFFにしてから手をつけてね。
⇒ 「iPhoneを探す」機能をOFFにする設定変更のやり方
「設定」→「一般」→「リセット」→「②すべてのコンテンツと設定を消去」
↓
(設定してあれば「パスコード」と「機能制限パスコード」を入力)
↓
メニューが出てきて「AppleID」を入力します。
↓
同じメニュー内に「消去」とボタンがあるのでソコをタップ
↓
りんごマークが出てしばらく放置
これであなたのiPhoneから個人情報を含めたデータが消去されました。