何気に使い勝手の良い標準アプリの
「メモ」ですが、気になるのは機種変更
や壊れた時にせっかく書いたメモをどうするか?ですよね。
安心してください!大丈夫です。
簡単に自動でバックアップする方法があります。
今回は基本的なバックアップ方法や
外部で連携できるサービスへデータを
保存する方法について解説します。
目次
基本のバックアップはiCloudで!外部サービスはGmailを活用!
もともと無料で5GbまでiPhoneのデータをバックアップできるサービスとしてついている「iCloud」は本当に優秀です。
他にも外部で連携できるサービスはいくつかありますが、ユーザー数が多いことを考えるとGoogleアカウントを利用した連携はかなり最強ですね。
今回はこの2つを中心に使い方を解説します。
iCloudにバックアップする(自動バックアップ)
iPhoneなどに最初から用意されているバックアップ方法として、iCloudに保存する方法をみて行きましょう。
※既にiCloudでiPhoneのバックアップをスタートしていることが条件です。
⇒ 詳しくは「iPhoneをiCloudでバックアップするやり方」で!
iCloudで自動バックアップする設定変更
- 「設定」→「Apple ID」→「iCloud」をタップ
- iCloudを使用しているApp一覧から「メモ」のスイッチをタップ
これで自動バックアップが適用されます。
後は何も気にせずメモを書いて保存するだけで、勝手に全部のメモ内容がiCloudにバックアップされます。
フリーメールサービスにバックアップ(自動バックアップ)
各携帯会社のメールにも保存できますが、今回は外部の大手フリーメールサービスへ「メモ」をバックアップする方法について解説します。
ユーザー名・メアド・パスワードがあれば、どのメールサービスにも保存してあるメモを転送して保存できます。
標準で用意されているフォーマットは
- Gmail
- Yahoo!メール
- Aol
- Exchange
- その他(ユーザー名・メアド・パスワードを入力する)
…となっていて、「その他」はメールアカウント情報を個別に設定さえすれば、同じ様に「メモ」をバックアップする事ができます。
Gmailでバックアップする方法
今回はGmailを使ったバックアップを紹介します。
…というのも連携していると他のGoogleサービスへ情報をコピーしたりできるので便利なんです!
※あらかじめGmailアカウントをiPhoneへ登録しておいてください。
この「メモ」のバックアップは、常に選んだバックアップ先でメモを作成し保存していく事になります。
- 「設定」→「メモ」→「アカウント」→「Gmail」で名前(ユーザー名)、メール(アドレス)を入力、画面右上にある「完了」で設定が終わります。
- 次に「メモ」アプリを開きます。
最初に「メモ」アプリを開くと優先順位の高い方(iCloud)から開きますので、一旦画面の上にある「<」ボタンをタップしてメモの保存先一覧を表示します。
- 一覧の中からGmailをタップしてその中でメモを作成し保存します。
※メモの内容や振り分けたい種類ごとにフォルダを作って管理もできます。
今後は「Gmail」の中でメモを作成すれば自動でバックアップが作成されていきます。
Gmailでの保管場所
iPhoneのメモを確認するには、WebブラウザでGmailにアクセスして下さい。
自動で「Notes」というフォルダが作成されています。
今後はこのフォルダへメモが自動でバックアップされていきます。
毎回メモを作成するときは「iCloud」か「Gmail」か?
保存先を考えながらメモを作成していきましょう。
この一連のやり方は「Yahoo!メール」でも一緒です。
メモを転送する
例えばLINEへメモの内容を投稿する事もできます。
- 投稿したい「メモ」を開く
- 画面下の「アクションボタン」をタップ
- 画面下から出てきた「アクティビティ」メニューから投稿したいアプリ「LINE」を選んでタップ
LINE Keepに保存も選べます。送信先はLINEの場合、グループやトークが選べますが現在は複数宛てに送信はできないようです。
写真も送信できますよ。
※「アクティビティ」に表示されればどこへでも転送できますが、連携できるアプリ探しを試行錯誤する必要があります。
連携可能 :Evernote、LINE、Chatwork、Gmail、
連携不可能:Twitter、Dropbox、Onedrive、Googleドライブ、
iTunesへバックアップ(手動バックアップ)
iTunesはiPhoneにある全てのデータをバックアップする事ができるので、定期的にバックアップを取ることをオススメします。
最新のバックアップさえあれば、機種変更してもそっくりデータを復元できるのでぜひ小まめに取っておいてください。
- PCでiTunesを起動
- iPhoneと接続ケーブルでPCを接続する
- iTunesの画面上にあるスマホマークを左クリックする
- 画面下側にある「バックアップ」の綱目の設定を変更する
自動的にバックアップの項目を「このコンピュータ」にチェックマークをつける
次に「同期」でバックアップが開始されます。
これでメモアプリの基本のバックアップができました。
バックアップはダブルで取っておけば安心です。
iCloudやGmailなど自動でバックアップできるサービスを普段は活用しながら、月に数回はPCへ完全バックアップをとる習慣をつけてくださいね。