iPhoneユーザーはあまりPCとの連携を
考えていない人が多いようで、PCすら
持っていないという人も珍しくありません。
で、こういうユーザーはもしもの時に
一番弱くて、後で痛い目に合いやすいので注意したいです。
もしものトラブルに備えてiPhoneを
バックアップしておきたい
そんな風に考えた時、是非知っておきたい
やり方と、実はバックアップ方法で
取り扱い方がかなり違いのある事も
知っておいた方がいいですよ!
今回は端末だけでバックアップと
復元をする方法について解説します。
目次
iCloudとiTunesを使い分けて安心してiPhoneライフを楽しむための予備知識
AppleIDをもっていてWebに繋がる事ができれば、どのサービスからでも保存したデータを扱えるのがiCloudの良い所ですよね。
もちろんWindows PCユーザーも利用できます。
いちいちケーブルで繋がなくても、ネットからデータをやり取りできるのは便利です。
iPhoneユーザーの多くは、新機種が出たら乗り換える人が多いです。
そんな時メンドウなのが大事なデータをどうやって移動させるか?
いつでも新しい機種に持ち込んで使えるようにするため、ぜひ使いたいサービスが「iCloud」です。
ちなみに「icloud」でバックアップを取れるのは主に次の項目です。
- App データ
- Apple Watch のバックアップ
- 通話履歴
- デバイスの設定
- ヘルスケアデータ
- HomeKit の構成
- ホーム画面とAppの配置
- iMessage、テキスト(SMS)、MMS メッセージ
(バックアップ時に使っていた SIM カードが必要) - iPhone、iPad、iPod touch 上の写真とビデオ
- Apple サービスからの購入履歴
(音楽、映画、テレビ番組、App、ブックなど) - 着信音
- Visual Voicemail のパスワード
(バックアップ時に使っていた SIM カードが必要)
※こちらは2017年7月現在の状況
※iOSの更新やインストールするアプリで連携対応していれば随時対応・機能追加されます。
またiPhoneを復元する方法には他に「iTunes」を使った方法がありますが、あちらはPCを使ってバックアップをとってあれば、完全に元に戻す事ができるんです。
【iTunesのバックアップデータリスト】
- 写真
- 連絡先、よく使う連絡先
- ヘルスケア
- カレンダーアカウント、イベント、照会したカレンダー
- Safari(ブックマーク、Cookie、履歴、オフラインデータ、現在開いているページ)
- Web ページの自動入力
- オフラインの Web App のキャッシュ/データベース
- メモ
- メールアカウント
- Microsoft Exchange のアカウント設定
- 通話履歴
- iメッセージ
- ボイスメールトークン
- ボイスメモ
- ネットワーク設定
- キーチェーン
- App Store で購入した App のデータ
- App の設定、環境設定、書類などのデータ
- App 内で購入したもの
- Game Center アカウント
- 壁紙
- 位置情報の使用を許可したAppおよびWebサイトの位置情報サービスの環境設定
- ホーム画面の配置
- インストールされているプロファイル
- マップのブックマーク、最近の検索、マップに表示されている現在位置
- Nike + iPod の保存済みのワークアウトと設定
- 登録されている Bluetooth デバイス
- キーボードショートカットと保存されている変換候補
- 証明書の信頼性の確認がとれない信頼済みのホスト
- Web クリップ
かなりとっておけるデータ種に違いがあるので、完全に同じ環境を再現したい場合は定期的にiTunesでのバックアップをオススメします。
まずは「iCloud」機能を使えるようにする
使い始めの時はこの設定がされていないと思いますので、まずは機能をONしてみましょう!
「設定」
↓
「Apple ID」
↓
「iCloud」
↓
メニューの真ん中くらいにある「iCloud Drive」のスイッチをON
しばらくすると、画面下側にiCloudでバックアップを取るアプリやデータ候補が表示されるようになります。
iCloudDrive管理アプリをインストールしよう!
「iCloud」をスタートした後で特にやる事はありませんが、勝手にホーム画面にアプリがダウンロードされますので、1タップですぐに起動できます。
iPhoneのiCloudDriveアプリでできる事
- データ共有:AirDrop、iメッセージ、LINE、メール、Googleドライブ、mail、Dropbox、etc…
- データ保存:LINE Keep、Dropbox、etc…
- 保存済みデータの削除
iCloudからデータを復元する
こちらではiPhoneのみを使ったバックアップデータの復元方法を解説します。
iPhoneのみで復元する
iPhoneのみでバックアップデータを復元するには、まず端末の初期化が必要になります。
端末の初期化手順
「設定」
↓
「一般」
↓
「リセット」
↓
「①すべてのコンテンツと設定を消去」
↓
(設定してあれば「パスコード」と「機能制限パスコード」を入力)
↓
メニューが出てきて「AppleID」を入力します。
↓
②同じメニュー内に「消去」とボタンがあるのでソコをタップ
↓
りんごマークが出てしばらく放置
さて、もう一息です。
今度は端末の初期化が待っています。
iCloudのみで復元する手順
- アクティベーション画面が表示されるので必要な情報を入力
「こんにちは」→「言語…」→「キーボード」→完了したら「次へ」をタップ
↓
「Wi-Fi」設定→「位置情報サービス」設定 - 「iCloudバックアップから復元」のメニューをタップ
「AppleID」を入力します。・2ステップ確認を設定している場合
あらかじめ登録された「信頼できるデバイス」を選んだ後、SMSで「確認コード」を送信。SMSが届くと自動認識でコード入力されます。・2ファクタ認証を設定している場合
初期化すると自動で「信頼できるデバイス」に「確認コード」が送信されます。もしこの「信頼できるデバイス」に初期化したiPhoneを登録しているとSMSが届かないので、「コードが届いていない場合」のメニューをタップします。「コードを受信されませんでしたか?」のメニューから「●●●へコードを送信」 をタップ後は自動入力されるので、SMSが届くのを待ちます。
この「確認コード」の送信はSMS以外にも電話の自動音声ガイドで聞き取ることもできます。
- 「利用規約」画面で右下角にある「同意」ボタンをタップ
- バックアップを選択
「このIPHONEの最新のバックアップ」か「その他のバックアップ」どちらかを選択してタップiCloud・TouchID・パスコード・キーチェーンの設定が求められたら設定する。
- ホーム画面が表示される
ロック画面の解除→AppleIDを入力 - 後は自動でデータの復元をやってくれます。
設定が終了すると後はほとんど放置時間です。
iTunesで復元する
⇒ (準備中)
初期化も復元も、一度やり始めたら途中で一時停止がききません。
やる前にまずはバッテリーをほぼ満タンか電源ケーブルと接続しておきましょう!
またデータのやり取りを頻繁だし、量も大きなものばかりなのでWi-Fiが使える環境で初期化・復元を行なってくださいね。