ガラケーで便利だった「マナーモード」
iPhoneにこれと同じ機能って実質ないですよね。
いちいち設定変更しないといけないのが
面倒ですが、今回はなるべく簡単な操作方法で
徹底的にiPhoneから音を出さない設定変更するやり方についてお話します。
目次
iPhoneをあえてガラパゴスな使い方を実現するために特徴や使い方を覚えておこう!
「ガラケーはダサい」って言われますが、そんなことありません!
あれはすっごく考えられてて、国内での使い勝手では最高のパフォーマンスを発揮してくれるツールです。
かたやAndroidではそれなりに近い使い方ができるのがうらやましいです。
同じことをiPhoneで実現しようとしたらそれなりに苦労しますよね…。
大急ぎなら電源OFFが最強の「マナーモード」
他にも「機内モード」にして電波を遮断したり、電源自体OFFってiPhoneを起動させなければ使い勝手は悪いですが、鳴る事はありません。
…ですが、それだと都合が悪いので、もう少し設定でどうにかする方法を模索してみました。
iPhoneから徹底的に音を出させない設定
残念ながらiPhoneから着信/通知を一括でOFFにする方法はありません。
いちいち関係項目のスイッチをOFFにする必要があるのですが、中にはバイブの振動音さえも鳴らしたくないという人もいますよね?
それを実現するためには次の項目スイッチをOFFに変更する必要があります。
【iPhoneから音を出す機能】
- 着信音/通知音
- バイブレーション
※「Siri」で機能スイッチOFFできない - アラーム通知
- 緊急通報
この機能さえどうにかすれば、音が出て困ることを防げます。
「Siri」にスイッチOFFをお願いする
実は「Siri」を使えば、簡単な設定変更ならすぐできます。
ちょっとしたコツはあります。
特に上の「1.~3.」は「Siri」を起動してそれぞれの機能を「OFFにして」と話しかけることで、音を鳴らす機能をOFFに変更できます。
急いでいる時は「設定」から選び出すより、こっちの方法が早く変更できますよ!
ところが「バイブレーション」は「設定」からしか変更できません。
ですが「Siri」に「おやすみモードにして」と依頼すれば「バイブレーション」機能も一緒にOFFになるので、バイブ音も鳴らないようにできます。
さらにさらに徹底するなら「Wi-Fi」もOFFにして、通信を遮断。
通知音の不意打ちを防ぎます。
※設定でOFFにしていても、iOSが不具合を起こして「鳴る」可能性すら排除できます。
最後は「おやすみモード」をONにしておけば完璧でしょう!
標準の「緊急通報」は他のアプリ使用で通知を鳴らさないようにする
もっと抜かりなくマナーモードを徹底するなら、「緊急通報」にも手を出す必要があります。
これだけは「通知」音を出さないという設定変更ができません。
なので、ここは潔く通知を切ってしまいましょう。
※iPhonの「緊急通報」は「サイレントード」にしていても設定がONだと鳴ります!
「設定」→「通知」→一番下「緊急速報」のスイッチをタップしてOFFにします。
次に入れてほしいのが別の緊急速報系アプリです。
おすすめ「緊急速報」系アプリは「Yahoo!防災速報」
アプリの個別設定に「サウンド」スイッチがあるので、OFFにすれば音を出さずに通知だけ受け取れます。
それでは、ココからはいちいち設定変更して徹底的にマナーモードに近づける設定変更をしていく方法をみていきますよ!
サイレントスイッチ(マナーモード)にする
iPhone側面にあるスライド型スイッチを切り替えます。
iPhone6だとオレンジ色に塗られているので、この表示が目印です。
バイブレーションがウザイ時は切る
iPhoneのバイブってけっこう唸りますよね!?
TPOによってはその唸り音さえも耳障りな場合があります。
そんな時はいっそバイブを使う機能スイッチをOFFしてしまいましょう!
「設定」→「サウンド」→「サイレントスイッチ選択時」のスイッチをタップしてOFFにする
画像ではバイブはONになっています。
一括でOFFにできる「おやすみモード」を使う
着信音とバイブ音を切るのに最も有効なのが「おやすみモード」です。
このスイッチONにするだけで、iPhoneがロック中は両方とも聞こえなくなるし通知もしなくなります。
iPhoneの画面を下から上にスワイプ→右から2番目の「月」マーク(おやすみモード)をタップ
他にも「設定」→「おやすみモード」をタップ→「今すぐオン/オフ」をタップ
いちいち設定を呼び出すのが面倒だったり苦手な人は「Siri」にお願いするのも手です!
ホームボタン長押し
↓
「Siri」が起動したらマイクに向かって
「おやすみモードにして!」と話しかけてください。
画面上部に「月」マークが表示されて「おやすみモード」になっています。
逆の設定へ変更もできます。
他に寝ている時間帯に自動で「おやすみモード」に変るように設定もできます。
⇒ 「おやすみモード」を時間帯で発動させる設定変更はどうする?
アラーム通知をOFFにする
お休みモードやサイレンとモードにしていても、タイマーとアラームだけはきっちり鳴ってくれるのでこれもOFFにしておかないと、ウッカリ大音量でなります。
これも一番手っ取り早いのは「Siri」を起動してお願いすることです。
Siriを起動したら「全てのアラームをOFFにして!」と話しかけてください。
あなたの優秀な秘書はちゃんと応えてくれますよ!
設定から変更したい場合は
iPhone標準搭載の「時計」アプリをタップ
↓
画面下に表示されている「アラーム」をタップ
↓
個別に設定してあるアラームの右端にあるスイッチを1つ1つタップしてOFFにします。
Siriなら一括でOFFにしてくれるので、そっちが簡単でいいですよ。
ちなみに「アラームの設定を元に戻して」と言っても、スイッチを表示するだけで自動で再設定はしてくれませんでした…。
⇒ アラーム通知をバイブだけで知らせる設定方法(準備中)
緊急通報の音出し設定を変更する
通知されないと困りますが、せめてあの音だけ静かにしてくれるように設定変更する方法を解説します。
「設定」→「通知」→一番下「緊急速報」のスイッチをON・OFFを切り替えます。
※ 音を出していい状況になったら、設定を元に戻してください。
以上でなるべく「マナーモード」に近い使い方をする設定変更方法を解説しました。
今後Appleにはこういった日本ならではの機能も盛り込んでほしいですよね。