新機種が出たので乗り換えよう!
…って時に気になるのが、中身の
データの移し方ですよね?
苦手な人は携帯ショップの人に
任せちゃう人もいるかもしれませんね。
最近では大手家電量販店で有料で
代行してくれるショップもあるようなので、手段はたくさんあります。
もし自分でデータを移行しようと
考えたら、まずどんな事をしなくてはいけないのか?
知ってるだけで実際のデータ移行の
難易度も計れるので、是非知っておいてくださいね!
PCが無い人にオススメ!各携帯キャリアも専用アプリもやり方は同じ!?
手元にPCが無い人でiPhoneのデータ移行を安全完璧にしたい場合、ちょっと諦めることになるかもしれません。
…というのもiPhoneはiTunesで管理することを大前提に作られているので、iPhone単体では完璧にデータ移行が難しいのです。
それでも最低限必要なデータを移動させたい時に知っておきたいやり方を解説します!
ちなみに他のアプリやデータの移し方については、コチラの記事も参考にして下さい。
キャリア別データ移行作業
ここからは旧iPhone→新iPhoneへ、データ移行する方法について解説します。
データ移行の方法はいろいろあるんですが、通信キャリアが用意している方法で作業を行なったほうが確実性が高いと思います。
docomoの場合
「ドコモデータコピー」アプリを使えばiPhoneのWi-Fi機能で新旧端末同士を繋げて連絡先・画像・動画・カレンダーのデータを一括で移行できる
※この時iCloud設定の「連絡先・カレンダー」はOFFにしておく
【コピー可能なデータ】
- 連絡先
- カレンダー
- 画像
- 動画
※音楽データはiTunesを経由しなければできない
⇒ iPhoneを機種変更する前にやること
- 新旧2台のiPhoneを並べて両方の端末に「ドコモデータコピー」アプリをインストールしておく
- アプリTOPから「データ移行」をタップ
新旧:「はじめる」をタップ後、Wi-FiをON/BluetoothをOFFにして「次へ」→「はじめる」をタップ - 新旧端末に表示されるアプリの指示に従ってタップする
旧:「今までのスマートフォン」→「A. iPhone/iPad」 をタップ
新:「新しいスマートフォン」→「A. iPhone/iPad」 をタップ - 旧端末側アプリ画面で表示されている「読み取り」をタップ
→カメラが起動するので、新端末に表示されたQRコードを読み取る。 - 旧端末側の画面に表示されているコピーしたいデータ候補をタップでチェックマークをつけた後で、「次へ」をタップ
※新端末では画面が真っ黒な状態で「今までのスマートフォンで作業を進めてください」と出る。 - 旧端末側の画面にコピー時間の目安が表示され作業が自動で開始される
- 旧端末側で「データ移行が完了しました」 画面が表示されたら「トップに戻る」をタップして、薪炭松川で正しくデータが移行されているか確認する。
作業終了!
AUの場合
「データお預かり」アプリを使って必要なデータのバックアップをauサーバーに預けることができます。
【預けられるデータ】
アドレス帳、写真・画像・動画(300MB以下のファイルに限り)、カレンダーの情報
【アプリの機能】
自動バックアップ:曜日、時間、自動バックアップしたいデータを設定しておけば自動的バックアップ
また次の条件でデータのあずかりサービスを利用できるようです。
・非スマートパス会員:預けられるデータが1GBまで
※会員は標準で50Gbが使える
【データ移行のやり方】
データを送る側、データを受け取る側のiPhoneを用意しておく
(旧iPhoneでの作業)
- iPhoneのホーム画面で、「データお預かり」アプリをタップで起動、「利用を開始する」をタップ
- 「ようこそ」画面で「設定する」をタップ
- au IDとパスワードを入力後、ログインする
- 「次のau IDでログインしました」画面で「次へ」をタップ
- 「利用規約」画面の「同意する」をタップ
- 「プライバシーポリシー」画面の「同意する」をタップ
- 順番に次のデータへのアクセスを求めてきますので、それぞれ「OK」をタップして下さい。
連絡先、写真、カレンダー - 「通知を送信します」と表示されたら、「許可」をタップ
- (2回目以降からの作業)
アプリを起動したら画面左下の「預ける」をタップ
- 「お預かりデータ一覧」で預けたいデータを選んでタップ、チェックマークをつける→画面最下部の雲に上矢印のイラスト「預ける」ボタンをタップ
- 自動で作業が進むのでそのまま放置、すると「以下のデータをお預かりしました」とメッセージが表示される
次は新しい端末での作業となります。
(新iPhoneでの作業)
- 新iPhoneで「データお預かり」アプリを起動
- 「重要なお知らせ」画面が表示されたら画面最下部の「アプリの利用を開始する」をタップ
- 画面右下の「機種変更/その他」→「データ移行」→「データを戻す」を順にタップ
- 「アドレス帳」にチェックマークを入れて、画面下の「戻す」をタップ
- 「アプリ起動中のiPhoneの電話帳がAUサーバーのデータと入れ替わるよー」と表示されるので「はい」をタップ
- Wi-Fiを利用した方が早く済むよーと案内がされるので、必要に応じてWi-Fiを起動させたら「OK」をタップ
- 「データを戻しています。」と表示され、データの復旧が行われる
- 「以下のデータを戻しました。」と表示されたら、アドレス帳の復旧は完了
→画面下の「完了」をタップで「データ移行」メニューへ戻る
これで作業は終わりです。
softbankの場合
「あんしんバックアップ 」アプリを新旧量端末にインストールして、Wi-Fiやソフトバンクのサーバーを経由してデータを預けたりそのままコピーする作業となります。
やり方も他のキャリアと同じなんですが、ソフトバンクのサイト代わりと丁寧に案内しているので、今回はそちらのページを紹介しておきます。
Android→iPhoneへデータ移行する
AndroidからiPhoneへデータ移行する方法として、アプリを使う事で安全に作業が行なえます。
やり方としては二台の端末をWi-Fiで繋いでデータをコピーするやり方と一緒です。
ただしデータ様式が違うので、完璧にコピーすることはできません。
【AndroidからiPhoneへコピーできるデータ】
- 連絡先やメッセージ(SMS)、写真・動画、ブラウザのブックマーク、Googleアカウント、カレンダー
また必要な準備として、移行する側のiPhoneは初期化しておいてください。
- ※作業する時は安全・安定感のあるWi-Fiを使ってください。
(最初にAndroidで作業)
Android端末にGoogle Playから「Move to iOS」アプリをインストールしておく - アプリ起動後「続ける」をタップ、「利用規約」画面の「同意」をタップ
→「コードを検索」の画面が表示されたら、Android端末での作業は待機。 - (iPhoneでの作業)
iPhoneは初期設定をする画面から以降作業を開始するので、中古等で購入した場合やデータが残っている端末では一旦初期化してから作業を開始してください。
iPhoneの初期設定メニューを進めていくと「Androidから移行」というメニューが現れます。
「続ける」→ 「Androidからデータ移行」へ進めていきます。 - 「Androidから移行」と大きく表示された画面の中央に10桁の数字が表示されているはずです。この数字を今度はAndroid端末側で入力します。
- (Androidでの作業)
先ほどの画面の右上に「次へ」と出ているのでそこをタップ→「コードを入力」と出たらiPhoneで表示されていた10桁の数字を入力します。
↓
「iOSに移行」と表示されて「iPhoneに接続中」と出て、「データを転送」と次々に作業が自動で進みます。 - 「データを転送」画面で「コピーしたいもの」と出たら必要に応じてタップします。
※タップするとチェックマークがつく
↓
画面右上に表示されている「次へ」をタップ後、しばらく待つ - 「転送が完了しました」と出たら「完了」をタップ、これでAndroid側での作業は終わりです。
- iPhoneでも同時進行でデータの受け取りコピーが進んでいきます。
iPhoneでも「転送が完了しました」と出たら「iPhoneの設定を続ける」をタップして初期設定を進めてください。
【iPhoneへのデータ移行後に必要な作業】
データのコピーはできるのですが、いろいろ完璧じゃないのですぐには使えるようになってません。
必要に応じて作業をしておいてくださいね。
- 写真:日付順に並ばない
- Googleアカウント :パスワードが未設定
- 個別アプリの設定:メタデータ(アプリの属性:日付や名前 など)は受け取れている
iPhoneだけでデータを管理して移していく作業はなかなかリスクがありそうですね。
できればPCでiTunesを使って完全なバックアップを残しておく方法をマスターしておいた方が、何かと便利で安心できますよ!
⇒ iPhoneをiCloudだけでバックアップし復元する方法